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もらって嬉しいオリジナルの記念品の選び方。どんなものが喜ばれる?
企業や学校などの周年記念、なにかの目標を達成した記念、卒業や入学の記念など、記念品を贈る機会はたくさんあります。せっかくですから、もらった人が喜ぶものを記念品として贈るように考えてみましょう。どんな記念品を贈ると喜ばれるのか、どんな記念品が敬遠されがちなのかを紹介します。ぜひ、記念品を選ぶヒントにしてください。
もらって嬉しい記念品の選び方
せっかくの記念品ですから、もらった人に喜んでもらえるものを選びましょう。
企業や学校などの周年記念で贈られる記念品は、使い途がなかったり、人前で使うのをためらうようなデザインだったりして、もらってもあまり喜んでもらえません。ありきたりなものを、テンプレート通りに名入れしただけの記念品ではなく、もらって嬉しいものを、よく考えてみましょう。
この章では、どういったものを贈れば喜ばれるのか、どういった記念品があるのかなど、さまざまな記念品について解説します。
記念品のバリエーション
大勢の人に贈る記念品では、予算も重要な要素のひとつです。予算の範囲内で、できるだけもらって嬉しい記念品を選ぶには、定番のものをチェックすることが大切です。
定番のものはよく記念品として利用されているので、たくさんの量を準備しやすいうえに、名入れといった記念品への対応ができることも多いです。定番=ありふれたもの、ではなく、定番だからこそ外さない、多くの人に喜んでもらえるものといえます。
記念品の定番は、文房具、日用品、食品などです。誰もが一度はもらったことがあるでしょう。
定番ですが、もらっても困らないのがこれらの特徴です。
ただ、定番であるがゆえに「記念品」として、もらった人の印象に残るようにするのは大変です。消耗品のものが多いので、使い切ったら捨てられしまうものがほとんどでしょう。
それでは贈り甲斐がありません。
せっかく贈るのですから、次のポイントをクリアできるように考えましょう。
- もらって嬉しい
- もらっても困らない定番
- 記念品として印象に残るもの
喜ばれる記念品のポイント
もらって嬉しい記念品には、3つのポイントがあります。
人前でも使いやすい
周年記念などでもらう記念品は、金色の文字で「○○創業50周年記念」といったことが書かれています。あまり目立たなければ良いのですが、すごく目立つところにあると、人前では少し恥ずかしさがあり、使いにくいです。
だからこそ、人前でも使いやすいような工夫が必要です。
特にボールペンなどの文房具は、社外の人と会うときにも使うものなので、できるだけ人前で使いやすいようにしましょう。せっかく贈るのですから、使ってもらえるのが一番です。
記念になる
文字が入っていると、使いにくいものになってしまう可能性がありますが、やはり記念になることが大事です。そしてもらう人も、記念品としてもらうのであれば、記念になるもののほうが喜ばれます。自分が関係しているのであれば、なおさらです。
人前でも使いやすい、というポイントを抑えつつ、記念になるものを贈りましょう。
【NG!】喜ばれない記念品
もらって嬉しい記念品とは逆に、喜ばれない記念品もあります。
重い、大きい、持ち帰りにくい
記念品は一般的に、記念式典やイベントなどに出席したときに初めて何を贈られるのかを知ります。何の準備もしていないのがふつうですから、重かったり、大きかったりして、持ち帰りにくいものを記念品として贈るのは避けたいところです。
誰もが乗用車で来場しているわけではありません。電車で帰る人も少なくなりません。また、イベントのあとに、何人かで連れ合って、食事に出かけることもあるでしょう。そうすると、大きな記念品は移動のじゃまになります。
記念品は、できるだけコンパクトに、持ってきたカバンに入るような大きさがいいでしょう。
自分に必要のないもの
もらった人に必要のないものは、さすがに喜ばれません。
すべての人が満足する記念品を贈るのは、とても難しいことです。しかし、お酒を飲まない人、たばこを吸わない人には、ビアグラスやライターを贈っても喜ばれないことが、あらかじめわかります。
そういった、使う人が限られてしまうものを記念品に選ぶのは避けましょう。
オリジナリティを出せる記念品
喜んでもらえるポイントを押さえつつ、もらった人の記念になるオリジナリティのある記念品を選びましょう。
オリジナルデザインで特別な記念品に
記憶に残る記念品をつくるなら、オリジナルデザインに対応できるものがおすすめです。
デザインをする手間はかかりますが、ほかにはない、自分たちだけのものができあがります。また、人前でも使いやすいように、デザインに凝ることも可能です。
オリジナルデザインで、もらった人の記憶に残る記念品を贈りましょう。
文房具
文房具は、定番の記念品です。定番ではありますが、記念品に対応できるものが多いという特徴があります。
選択肢が多く、さまざまなデザイン、カラーのなかから選べます。
ボールペン
定番中の定番で、選択肢の豊富さが魅力です。さまざまな色があるので、複数色を組み合わせて贈る、好きな色を選んでもらう、という変わった演出も可能です。
費用の安さも魅力のひとつです。
付せん・メモ帖・ブロックメモ
仕事によっては、消費量が多く、どんなにあっても困りません。名入れは表紙・カバーにされるものが多く、デザインの自由度が高いです。
日用品
日用品は、ふだん使いできるように、デザインすることが大事です。恥ずかしい、と思われてしまうと、まったく使用されません。しかし、デザイン性が高ければ、多くの人に目にしてもらえる機会があります。
マスク
ずっと顔につけているものなので、デザイン性がとても重要です。しかし、もし着用してもらえると、マスクにプリントしたものが多くの人の目に触れます。
タオル
サイズが豊富で、デザインできる範囲も大きいです。利用されるのはプライベートが主です。プライベートで使用できるデザインにすることが大切です。
食品
食品のパッケージを自由にデザインできます。飲食したらすぐになくなってしまうので、長く使ってもらうのではなく、個人個人の印象に残るものをつくりましょう。デザインによっては、パッケージを保存してくれる人もいるはずです。
飲料のラベル
水やジュースのラベルを自由にデザインできます。記念品というよりは、イベントなどの会場で飲んでもらうことを目的にしましょう。思わず持ち帰りたくなるデザインを目指したいところです。
おかしプリント
森永製菓の「おかしプリント」は、おかしのパッケージを自由にデザインできるサービスです。「ハイチュウ」「小枝」「プリングルズ」などのおなじみのおかしが、オリジナルのパッケージにできます。おかしも豊富で、おかし10種とミネラルウォーター2種から選べます。
デザインには、イラストレーターとパワーポイントが使用できます。プロ用のソフトウェアがなくても、誰でもパワポで気軽にデザインできます。
もし、高品質のデザインにしたいときは、提携しているデザイン会社を紹介してもらえます。クオリティの高いデザインで、もらって嬉しい記念品にしましょう。