おかしプリントでは、ご注文に関するデータや、業種や用途などお客様の声をいろいろとお聞きしております。これらのデータを整理すると「あの業界の人は」「これぐらいの予算で」「こんなデザインの」おかしプリントで、お客さんのハートを「こんな風にキャッチ!」したという情報を得ることができます。
そこで、本サイトの新コーナー「お菓子ノベルティ研究所」では、お客さんの心をグワっと鷲掴みしたい! マーケティング担当者様に向けて、おかしプリントの多様なビッグデータから、お客さんがピピっと反応するようなマーケティング戦略に役立つ情報を提供します。こちらの新コーナーは連載企画として投稿して参りますので是非楽しみにしていてくださいね。
今回は、サービス業界や情報通信、教育、医療、不動産、金融、宿泊、行政、電気・ガスといった業界での活用データを紹介します。ぜひ御社のイベントやキャンペーンにお役立てください。
1回の平均注文金額は20万円。知名度の高いお菓子を活用できるのがポイント
本稿で定義するサービス業界とは、物販ではなく目に見えないサービスを提供する業種が中心。携帯通信業者様やゲーム開発会社様、ヘアサロン様などを含みます。データは、おかしプリント2019年度の取引内容を参考にしています。では、詳しくみていきましょう。
複合サービス、通信業界に人気のおかしプリント
サービス業界でおかしプリントを活用されたそれぞれの業種の割合は以下の通りです。
もっとも割合の高い「複合サービス業」には広告代理店、ウェブサービス提供、コンサルティング、イベント企画会社、人材サービスなどが含まれます。「複合サービス(エンタメ)」には遊園地、競馬場、サッカーチーム、ゴルフ場などを含みます。続いて多いのが情報通信業です。
複合サービス業や情報通信業は第三次産業を中心とした業種ですので、そのサービス内容は非常に多岐にわたります。提供するサービスによっては、「どんなサービスなのか?」を伝えにくいケースも多いようで、そんなときは「お菓子」というわかりやすい物品を使ったノベルティが、マーケティングやアイキャッチに有効と考えられているようです。
さっするところ、まずお菓子でお客様と物理的な接点を作り、パッケージのオリジナルプリントで自社サービスをイメージしてもらい、そして(目には見えない)サービスの話を進めていくという手法を取られているようです。
なお、おかしプリントを採用された担当者様からは「知名度の高いお菓子を使える」「森永さんの製品なので、みな喜んで受け取ってくれる」というご意見がありました。
ざっくり予算は、10万円から20万円弱
全体の平均予算は先に約20万円と記載しましたが、業種ごとでは以下のようになっています。
複合サービス業は32万円程度と、他の業種に比べて多くの予算を割いているようです。一方、行政は10万円未満と最も少ないです。複合サービス業を除けば、予算はだいたい10万円から20万円弱の範囲のようです。
予算10万円から20万円弱で注文できるおかしプリントの目安は次のとおりです。
お菓子の種別 | 数量 |
ハイチュウ | 500〜1500個程度 |
プリングルズ | 450〜1400個程度 |
カレ・ド・ショコラ | 1400〜4000 個程度 |
1〜2日のイベントやキャンペーンで、アンケートにお答えいただいたお客様に手渡すノベルティでしたら、ハイチュウやプリングルズが1000個程度あれば問題ないのではないでしょうか。
逆に、1〜2日で1,000件ほどアンケートが収集できれば、それは大成功と言えると思います。もし1,000件なら、1アンケートに100〜200円ですから、アンケートの内容にもよりますが、かなりコストパフォーマンスは高いと考えられます。
もしアンケートなどを必要とせず、来場者への一般的なノベルティならカレ・ド・ショコラなどの小さなチョコパッケージがおすすめです。これなら数千単位の来場者にも対応できます。
仮に5時間のイベントとすると、5 x 60 = 300分です。5時間で1,000個のカレ・ド・ショコラを配るには、最低でも20秒に1つ手渡す必要があります。これは相当、回転率の高い来場者と言えるでしょう。
おかしプリントの活用範囲は企業規模に関係なし
企業様の規模と、おかしプリントとは何か関係があるのでしょうか。コンパクトな企業向け、それとも大企業だけのサービス? アンケートにお答えいただいた数値から企業規模をグラフ化してみました。
企業規模が不明のデータも多くありますが。これを考慮しても、ご注文いただいたお客様の企業規模は特に変わった点はありません。数人様から1,000人以上の会社様で満遍なくご利用いただいていると考えて問題ないでしょう。
これはまさにおかしプリントのストライクゾーンが広いことの証明と言えます。
数人様の会社では、費用対効果を厳しく問われます。名入りボールペンなどなら本数によりますが1本数十円という価格もあります。それでもおかしプリントを選ばれるのは、顧客のハートを「ガッチリ掴みたい」という考えだからでしょう。
大企業様では予算にゆとりがあるかもしれませんが、より厳しいのは「信頼」への視線でしょう。その点、おかしプリントは、皆さんが昔から親しんでいるエンゼルマークのお菓子ですから、「森永製菓のお菓子という安心感が導入の決め手だった」というご意見もいただいています。
目に見えないサービスだからこそ、お客様にはオリジナルデザインでイメージを持ってもらおう
CI(Corporate Identity)に代表されるように、自社をしっかり顧客にイメージしてもらうためにはビジュアル化は大切な手法です。特に提供できるコンテンツが「目に見えないサービス」の場合は、CIや会社のロゴが重要な役割を持っています。
それを顧客に理解してもらうには、ストレートにビジュアルを見せても(残念ながら)効果は薄いと言わざるを得ません。そこでおかしプリントの出番です!
顧客にアプローチする順番として、
1番:「お菓子」 > お菓子を知らない人はいないでしょう。子供からお年寄りまで、誰もがもらってうれしいものです。お菓子には、「美味しかった」という楽しい記憶が付随していますから、手に取るのに気兼ねはありません。
2番:「知ってる」 > ハイチュウやプリングルズは絶大な知名度を持つお菓子です。知っているものを手にすれば、心の窓はスムースに開かれます。また森永のブランドが顧客に安心をもたらします。
3番:「お菓子の上のオリジナルプリント」 > 安心のうちに開かれた心の窓に、貴社のビジュアルイメージやメッセージが素直に顧客の心に届きます。
これこそおかしプリントだけが可能にするスムース・イメージングです。
以下に、そんなスムース・イメージングの事例写真を紹介します。
インターネットのメッセージングサービスの例
プリングルズを使った、インターネット・メッセージングサービスのおかしプリント例です。もともとのイメージアイコン(笑顔)もフレンドリーですが、プリングルズのマークと一緒になるとより親しみと安心感が増します。
これならインターネットのサービスに疎いユーザーでも馴染みやすくなりますし、このノベルティをもらった後は、もしかしたら「あ、このサービス知ってる。おいしかった!」と思うかも!?
テレビ局の番組宣伝の例
地方放送局の「てとチャレ」という視聴者参加型サービスの紹介に利用されました。
こちらはお子様の参加を期待しているため、子供が好きなハイチュウを利用したようです。詳細な説明はネットの検索キーワードやQRコードを利用していて、ハイチュウではサービスの「つかみ」を演出しています。「好評配信チュウ」というダジャレも、メッセージングに役立っています。
スマートフォンを利用した飲食店向けネット・サービスの例
飲食店に来た顧客が店にオーダーをするときは通常メニューを見ながら行いますが、本サービスを使えば、QRコードを読み取ることでその飲食店のメニューがユーザーのスマートフォンに表示されるので、そこからそのままオーダーができるというサービスです。
なかなか一言では伝えにくいサービスですが、ペットボトルというパッケージ面積が大きいノベルティを利用することで「スマートにモバイルオーダーを始めよう」というメッセージを無理なく伝えています。
採用された担当者様の声をご紹介
担当者様からはいろいろなご意見を賜りました。以下、マーケ担当者に役立つご意見をピックアップしてご紹介します。
「私たちの顧客にインパクトを与えたいと思っておかしプリントを選びました。特に自社製品の名前が覚えづらいという点もあり、(おかしプリントで)顧客に印象つけたいと思いました。」
「皆さんが知っているお菓子に、自社の企業のオリジナリティを付加できる点が良いと思いました。企業のノベルティとしておすすめですね」
「森永製菓のお菓子なので、品質に安心がある」
「認知度の高いメーカーの製品を使って、オリジナルノベルティが作れる点が良い」
「お菓子ということで、幅広い年齢層や性別を問わずに渡せる」
「スーパーやコンビニなどでよく見かける馴染みのあるお菓子を、自身のオリジナル商品に変身させることができ、それによりお客様も喜んでもらえる」
やはり「お菓子」「安心のブランド」という部分での効果を期待されているようです。
ノベルティにもいろいろありますが、目に見えにくいサービス、どうしても説明が必要なサービスの場合には、ぜひ「お菓子」「安心のブランド」でお客様の心のハードルを下げて貴社のサービスをイメージさせていただければと思います。
お菓子だけが持つ「美味しかった!」というイメージを活用しよう
おかしプリントなら安心のブランド効果と「美味しかった!」という幸せな思いを貴社のサービスにイメージとして重ねることができます。
ただ「じゃあ、お菓子を配ればいいんじゃない」という考えは、少し違うかなと私たちお菓子ノベルティ研究所は考えます。
もちろんお菓子は楽しいプレゼントです。皆さんも子供のころに、お祭りなどでお菓子をもらった記憶があるかと思います。しかし、お菓子はとてもインパクトが強いので、「お祭りでお菓子をもらった」よりも「お菓子が美味しかった!」が印象に残ってしまう場合があります。目的は自社サービスのイメージ化、浸透ですから、お菓子の印象だけが強まってはいけません。
だからこそ! おかしプリントなんです。お菓子のパッケージに貴社のロゴやメッセージを重ねることで、お菓子のインパクトと貴社のイメージがぴったり重なり、お菓子効果を存分に活用できるのです。
美しいと感じるとき、そこには何か目に見える物体やメッセージがありますが、美味しさには姿や形はありません。ですからおかしプリントのオリジナルパッケージやそこに書かれたメッセージは、美味しさとスムースに無理なく同居できる! とお菓子ノベルティ研究所は考えます。
ぜひこの美味しさ効果を、貴社のサービス訴求にご活用ください。