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お世話になった方へのお礼なら、おしゃれで美味しいお菓子の手土産を

お世話になったお礼に、最近不義理しているから仲直りに等々、今の関係を大切にしたい、深めたいときの手土産に、お菓子は本当にぴったり合った選択です。持って行って、そこで一緒に食べれば、思わず笑みがこぼれます。

このように互いの関係を温めてくれるお菓子。それならコンビニで買えるような手軽なものではなく、ちょっとおしゃれに百貨店や専門店で、「私が選んだお菓子」というストーリーを大切にしてはどうでしょう。定番のお菓子も良いですが、ちょっと珍しいもののほうが、もらった相手も興味が湧くはずです。

 

仲良くなった友人に招かれたとき、おしゃれな手土産で印象アップを目指しましょう

もちろん手ぶらだって仲良くはなれますが、美味しいお菓子があればよりスムースに印象深く出会いを演出できます。それに、「あの時のお菓子は、、」などなど、思い出のネタにもなるというものです。

おしゃれな手土産例1:子供のころに好きだったお菓子の大人バージョン

誰でも覚えているのが、子供のころに楽しみにしていたお菓子。もしあなたがアメ好きだったら、大人向けの「アメ菓子」を贈るのはどうでしょう。

飴の専門店、榮太郎本舗では、大人向けのグロスリップのような「チューブ入りのフルーティーなアメ」をラインアップに並べています。ネスレのキットカットは、「キットカットショコラトリー」として、大人向けのカカオ味が強いタイプや、スペシャルなキットカットを用意しています。

ポテトチップ、チョコボール等々、馴染みのお菓子でも大人版が出ているものは多いので、この中から検討してみてはいかがでしょう。

具体例2:好きな国の有名なお菓子

海外旅行や海外での生活経験があるなら、行った国で有名なお菓子という選択も面白いでしょう。フランスならマジパン、イギリスならフラップジャック、ドイツならシュトレン、米国ならムーンパイなどなど。このとき1番でなくても、2番手や3番手のほうが相手も知らない確率が高いので、贈ったときに話に花がさく期待も高いと言えます。

なぜその国だったのというそもそも話から、海外での経験や失敗談、びっくりした話に花が咲いて、互いの知らないところが見えてくるかも。

なお、これらは日本人の口に合わない可能性が高いので、お口直しに、高級和菓子店の練り切りなどを一緒に持っていくと、「気がきくね〜」というおほめの言葉とともに、さらに新たな話題が作れて面白いでしょう。

「おしゃれ」な選択とは一体なに?

ところで「おしゃれ」といっても、どうすることがおしゃれなのでしょう? 少し考えてみたいと思います。このポイントを外すと、自分でおしゃれと思っても他の人から見たら?になるかも。

さて人によっておしゃれの基準はいろいろですが、手土産を贈るときに一番大切にしたいのは、「あなたのおすすめ」であることです。あなたの相手への気遣いを、如何に物言わぬお菓子に込められるかがポイントなのです。

手土産の場合なら、「あなたには、コレが良いと私は思います」という気持ちを込めるようにしましょう。そしてその気持ちを言葉にしなくても相手に伝われば、その手土産は相手にとっておしゃれな手土産に変身するのです。そして「私のために、いろいろ悩んで選んでくれたのかな」という感謝の気持ちが生まれます。これこそおしゃれの効果です。

そもそもおしゃれとは「相手への気遣い」が基本。押し付けず、でも主張はあるというメッセージが大切です。押し付けないけど主張はある、とはバランスが難しいですね。どこまでだったら「押し付け」ではないのでしょう?

それは贈る相手とあなたの関係によります。ここまでやったら押し付けという線は、相手によってそれぞれです。ですから相手と私の関係って、どれほど?、また今後どうしていきたいか、を気遣うことが大切になります。

そしてその気持ちを込めることこそ、おしゃれな手土産のポイントです。相手との気持ちですが、「ゆっくり、じっくり」なのか、「今よりずっと大切に」なのかは、人それぞれ。手土産を贈る機会に、考えて見てはいかがでしょう。

具体例3:ノーアイディアの人へ

相手との関係? えー考えて見たこともないし、難しい! という人、なににも思いつかない、気が利いたことはできない、そもそもおしゃれってわかんないという人には、超定番を手土産に活用するという必殺技を紹介しましょう。

以下は、手土産界の超定番の3つなので、ぜひ参考にしてみてください。

超定番1:千疋屋「フルーツサンドイッチ」

日本一おいしいフルーツサンドイッチ。テイクアウトも可能なのでお土産にもなります。ただしネット購入不可、配送も不可なので、わざわざ買いに行く必要があります。でも、これを持っていけば、出向いた努力をかってくれるでしょう。

超定番2:虎屋「季節の羊羹」

味は保証つき、これを「おいしくない」といった日本人はいない(はず)。特に季節の羊羹は、店頭でしか買えないので、知っている人は少ないと思われます。

虎屋は超有名でも、季節の羊羹は知らない人多い、というこのギャップがおしゃれと言えます。夏の季節の羊羹は、すずしさを演出するかのように、黒ではなく透明な水色と白のコントラストが美味しさを増します。

超定番3:トラピストクッキー

北海道の修道院で作られているという素朴な味が忘れられないクッキー。北海道や函館みやげとしては、「白い恋人達」と同じくらい有名ですが、意外に関東、関西では知らない人もまだ多いようです。こちらも北海道=ミルク=クッキーという定番の発想に、修道院というギャップが興味を引くでしょう。

おしゃれはファッションだけにあらず、気を配ることが「おしゃれ」の基本

そもそも「おしゃれ」という言葉は、「御洒落」と書いて、「晒れ(され)」「戯れ(され)」が転じたもの。「戯れること」は機転が利くこと、垢抜けしていることでもあって、そこからおしゃれをする意味の動詞「しゃれる」が生まれたと言われています。

 相手への気配りを考えてみましょう

つまり、おしゃれの基本は「気持ちの配慮」ができる、相手を「思いやれる」、「気を配れる」ということ。そこから、おしゃれな手土産とは、贈る相手があなたの気配りを感じてくれるものと言えます。

「えー、気配りってなんか難しそう」と思われるなら、まずは相手を不愉快にさせない、というところから始めてはどうでしょうか。

日本にはゲンを担ぐという意味で、結婚式に「切る」をイメージさせる包丁やハサミを贈らない、病気の見舞いに鉢植えは贈らない、鉢植えは根付く=病院に根付いて退院できない意味になる、といった伝説のような言い伝えがあります。

「そんなこと気にする人がいるの?!」と思うかもしれませんが、相手によってうれしい/残念と思う気持ちはさまざまです。ゲン担ぎの言葉にも、相手への思いやりのヒントが隠されているので、ぜひ参考にしてみましょう。

またインターネットなどで「失敗した贈り物」などで検索すると、失敗談が山のように表示されます。1日では読みきれないほどです。これらからも、気遣いやマナーといった言葉の意味がつかめるでしょう。

それでもピンとこなかったら、贈る相手とは「とりあえずキープ」でいこうという考えでいきましょう。「キープ」という判断も「考えた」ことの結果です。ようするに考えることが大切なのです。意外にこんな簡単なことでも、考えた人の贈り物はキラっと輝くはずです。

相手に希望するものを聞いてみましょう

相手の気持ちがわからない、希望が見えないと、つい選択は無難なものという形になりがちです。

無難でも悪くはありませんが、「それじゃ、おしゃれじゃない」とあなたが感じるなら、この際相手に「何が希望」なのかを聞いてみましょう。

そんなとき、「食べ物、生活用品、置物、身につける物」といったジャンルから選んでね、と言っておけば、相手も選びやすくなるでしょう。ジャンルだけでも選んでもらえば、相手が喜ぶものを探しやすくなるはずです。

仕事上の相手なら、もらって困らないものを贈りましょう

仕事上の付き合いまら、友人向けほどは好みを優先する必要はありません。最低限の気遣いとして「もらって困らないもの」を選ぶようにしましょう。

いろいろ聞くと「その日に食べなくてはいけない生物」「切り分ける必要がある」「変わった味」「冷蔵庫が必要」などが、困ってしまう手土産のようです。そのため「日持ちがして」「10人程度でそのまま分けられて」「常温保存が可能」「甘い味」をクリアするものなら、だいたい大丈夫と考えて良いです。

「おかしプリント」のおすすめ

展示会やイベントに行くと会社ロゴやメッセージをプリントした大きな袋をもらうことがあります。大量のちらしやパンフレットを入れる袋が欲しくなったユーザー向けに「ぜひ当社の袋を使ってください」として差し出されます。

ただあれは袋もロゴも大きくて、いかにもアメリカンな手法ではないでしょうか。繊細な日本人として少しためらいを感じることもあります。その証拠に、どこの会社の袋をもらったかを覚えている人は少ないはずです。

でも、手軽なお菓子を使ったおかしプリントなら、手の中におさまる小ささが日本人好みの奥ゆかしさを感じさせて、好感度は高いと思われます。

そこにロゴやメッセージがプリントされていても、馴染みのお菓子の一部ですから、印象は展示会の袋とは大違いでしょう。「へー、こんな会社(サービス)があるんだ」と思ってもらえる確率は、かなり高いといえます。もらった相手の気持ちを逆なでしない、という意味でもおかしプリントはおしゃれなノベルティと言えるでしょう。