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会社の創立・周年記念のお祝い品を贈るときのポイント

家族や友だちの誕生日のお祝いにプレゼントを贈るように、会社の誕生日にもお祝いの品を贈りたいものです。会社の誕生日とは、創立記念日や設立記念日、あるいは周年記念日と呼ばれるものです。いつもお世話になっているお礼の気持ちが伝わるような品物を贈りたいですね。ここでは、創立・周年記念のお祝いを贈るときのマナーや注意点などについてまとめます。

お祝いの品の予算はどれくらい?

会社に周年祝いを贈る場合、まず予算を決めましょう。会社としてお祝いの品を贈るのであれば、その費用を経費として計上する必要があるかもしれません。設立・周年記念の祝いの相場は2万円程度です。

個人から送るなら1万円、企業から送る場合の金額は一般的に、1万円から5万円と幅があります。とはいえ、周年祝いでも10周年や50周年といった大きな節目となる年は豪華なものを贈ることが多いので、それが上限の5万円と考えることもできます。

もし、以前にその会社から自社の周年祝いをいただいていれば、その金額に合わせるという方法もあります。ちなみに、周年祝いを個人で贈る場合の金額は1万円から1.5万円、数人のグループで贈る場合は2万円から3万円が相場といわれています。これは、ご祝儀においても同様です。

記念品は何を選ぶ?

おおよその予算が決まったら、品物を決めましょう。創立記念や周年記念のお祝い品の定番には、観葉植物や花、お酒やお菓子などがあります。最近ではバルーンも定番になりつつあります。そんな定番の品々について紹介していきます。

観葉植物

観葉植物はインテリアとしてずっと置いておくことができますし、手間もかかりません。また、葉が落ちることもなく常に緑を保ち、徐々に伸びていくので縁起が良いとされています。空気をきれいにしたり湿度を上げたりする環境への効果が期待できることもメリットで、風水学的にも良いとされています。

観葉植物というと、バスケットに仕立ててすぐに飾れるものが定番ですが、最近ではオシャレな陶器鉢に仕立てたものもあり、人気となっています。

品種では「ゴムの木」と呼ばれるフィカスゴムが一番人気で、長寿のシンボルとされるフィカス・ベンガレンシスや、肉厚の葉が特徴のフィカス・アルテシマなどがあります。丈の長い尖った葉が特徴のサンスペリアも、設置性の高さやマイナスイオンを多く発生させることなどから人気です。「永遠の富」の花言葉を持つポトスも人気です。

贈答用の花には、花束やアレンジメント花、スタンド花などがあります。花束は先方で花瓶を用意するなど手間をかけてしまいますので、会社向けの贈り物には不向きといえます。花屋さんが季節の花や会社の特徴などに合わせて作ってくれるアレンジメント花の方が、会社への贈り物に適しています。

スタンド花は大きくて見栄えもしますが、置き場所を取るため適さない場合もあります。相手の会社や会場を確認して選ぶべきでしょう。

周年祝いなどで特に好まれるのが胡蝶蘭です。胡蝶蘭はボリュームがあり華やかで、愛らしさもあります。品種も多いので、会社の特徴などに合わせて選ぶこともできます。花言葉にも「幸福が飛んでくる」「地域に根づく」などがあり、周年祝いに最適です。花びらの大きさや形によって「大輪」「中大輪」「ミディ胡蝶蘭」「ミニ胡蝶蘭」の4種類があります。

最もボリュームのあるのが大輪で、花びらの大きさが10~15cm、高さは80~90cmあります。それなりのスペースが必要になることと、品種が少ないことに注意が必要です。中大輪は高さが70~80cmとなり、品種が多いという特徴があります。大輪、中大輪ともに華やかさが大きな特徴といえます。ミディ胡蝶蘭は、花びらの大きさが5~9cm、高さが60cm前後になります。ミニ胡蝶蘭は手のひらサイズで、窓際やテーブルにも置くことができます。

周年祝いなどには大輪か中大輪が華やかでおすすめです。胡蝶蘭は3本立、5本立、7本立で贈るのが一般的ですが、さらに輪数も選べるようになっています。輪数とは、1本の茎についている花の数です。価格も本数と輪数によって変わります。たとえば大輪の3本立で21輪(1本あたり7輪)では1万2千円前後ですが、30輪では1万5千円前後、50輪では3万円前後になります。なお、ミディタイプは6千~2万円です。

また、花には「花言葉」があります。花言葉を意識して花を選ぶことも有効です。主に贈答用に使われる花の花言葉は次のようになります。花言葉を添えて贈るのもいいですね。

 

花ことば
アルストロメリア 友情、献身的な愛
カーネーション(青) 永遠の幸福
カスミソウ 清らかな心、幸福
胡蝶蘭 幸福が飛んでくる、純粋な愛、上品、優雅
バラ(青) 不可能なことを成し遂げる
バラ(白) 深い尊敬
ブルースター 信じ合う心
ユリ(カサブランカ) 純粋、洗煉された美、威厳

胡蝶蘭を贈るときの注意点

周年祝いなどで胡蝶蘭を贈る際には、いくつか注意点があります。これらには、他の贈り物にも共通することもあるので意識しておきましょう。まず、こうしたお祝いでの贈り物は縁起にこだわる傾向があり、その主なものは「語呂合わせ」です。たとえば周年祝いは、4周年や9周年には行わないのが一般的です。これは「4」が「死」を、「9」が「苦」を連想させるためです。

これと同様に、花の本数も4本立や9本立は避けます。そもそもメニューにないと思われます。また、赤色を避けることも多いです。赤は「赤字」や「火災」を連想させるためです。ただし、赤と白を組み合わせることで「紅白」となり、逆におめでたくなります。

さらに会社に贈る際には、その会社のコポレートカラーを意識することもポイントです。逆に、きれいな色だと思って選んだら、ライバル会社のコーポレートカラーだったということもあり得ますので、注意が必要です。

胡蝶蘭には立て札をつけるのがマナーとされていますが、ここに記載する社名などを間違えないように気をつけましょう。できれば贈る前に確認したいところです。また、メッセージカードをつけられるサービスも多いので、気持ちを伝えるのに活用できます。

ただし、カードの文面にも注意が必要です。「天災が続く中」や「コロナの影響が厳しいですが」など、マイナスイメージの表現は避けましょう。また「倒れる」「潰れる」「詰まる」「傾く」「閉じる」「流れる」などの言葉は禁句です。

時計

周年祝いの贈り物として、時計も人気です。時計には「ともに時を重ねていく」といった意味合いを持たせられますし、日常的に目にするものですので思い出してもらえる機会も多いといえます。時計には置き時計や掛け時計などがあり、デザインも豊富です。価格帯も数千から数万円までさまざまですが、文字やメッセージを入れても1万円で収まることがほとんどです。

お酒・お菓子など

お酒はもともと、おめでたいときに飲むものですから、周年祝いにも適しています。お酒は種類も多いですし、ユニークなデザインも多いため飾っておいても引き立ちます。会社の名前やロゴを入れるサービスも多く、5千円から1万円の価格帯でもさまざまなお酒から選ぶことができます。ただし好き嫌いもありますので、あらかじめ先方に確認するといいでしょう。

名入れをしたお菓子も、周年祝いの品物として人気です。みんなでシェアして食べられる楽しさもあります。記憶に残るような美味しいものや、思わず保管しておきたくなるようなパッケージのものを選ぶといいでしょう。価格帯も比較的安価です。

この他にも、周年祝いのパーティを開催する場合にはバルーンも人気です。さまざまな色や形のバルーンを製作してもらえるので、会場に彩りを添えることができます。数字のバルーンもあるので、周年の数字に合わせて組み合わせることもできます。実用的なオフィス用品を贈ることも人気ですし、相手に好きなものを選んでもらうカタログギフトも有効です。

贈り物のタイミングやマナー

相手先に贈るタイミングも重要です。会社に送る場合は、記念日の当日かその2~3日前に届くようにします。また、創立記念のパーティなどが開催される場合には、その会場に送ることになります。その際は前日までに届くように送りますが、会場に何日前から保管してもらえるか確認しておくといいでしょう。そのほか、贈り物に関するマナーも紹介します。

創立・周年記念の贈り物のマナー

お祝い事にはマナーもつきものです。まず、祝儀袋は紅白(又は金銀)の蝶結びの水引にします。蝶結びは、繰り返し解いたり結んだりできますので、「何度あっても嬉しいお祝い」に使われます。ご祝儀袋に入れる現金は新札にします。新札は銀行で両替してくれますので、あらかじめ用意して入れ忘れないよう注意しましょう。

贈り物のマナー違反に気をつけよう

贈り物には、これまで紹介した品物以外にもいろいろありますが、避けるべき品物もあります。たとえば、目上の人への贈り物には、マットなどの敷物、スリッパなどの履物は「踏みつけるもの」なので避けるべきでしょう。また、縁起に関わる品物では、お茶や海苔などは弔事で使われるものですし、語呂から櫛も避けるべきです。さらに、赤字や火災を連想するものとして、キャンドルやライター、灰皿、真紅のバラも良くないものといわれます。

おかしプリントでひと味違ったお祝いはいかが?

企業ロゴをプリントしたオリジナルおかし

おかしプリントは、「ハイチュウ」や「小枝」、「ミルクキャラメル」、「プリングルス」、「ラムネ」、「ミルクココア」、「ミネラルウォーター」などなど、10種類以上の森永製品に対応します。カスタマイズの自由度が高いので、会社のコーポレートカラーを使ってロゴを入れるなど、さまざまなアイデアを形にできます。

リーズナブルで印象に残る記念品

会社オリジナルのお菓子は記念になりますし、喜ばれること請け合いです。費用は商品によって異なりますが、最低50個、1万円台から注文することができます。おかしプリントのサイトには事例も掲載されていますので、ぜひご覧になってください。